日本におけるグローバルGAP(GLOBALG.A.P.)は新しい時代へ!

2015年度より、当GLOBALG.A.P.協議会の事務局機能を一般社団法人GAP普及推進機構にゆだねることにしておりました。2016年3月にその準備が整いましたので、お知らせいたします。

一般社団法人GAP普及推進機構の設立の趣旨及び定款、事務局のウェブサイトは以下のとおりです。下のボタンをクリックしてご覧ください。 

 

 

 

 

 

安全かつ持続的で豊かな食生活を目指すサプライチェーンの構築。世界の主要な小売企業と消費財メーカーで構成される世界最大規模の消費財フォーラム((TCGF)ザ・コンシューマ・グッズ・フォーラム)では、グローバルフードセーフティイニシアチブ(GFSI)を策定し、事業者に①GAP/GMP/GDP②フードセーフティマネジメントシステム③HACCP、の導入による食品の安全性確保を求めています。

GLOBALGAP協議会ではGLOBAL G.A.P.やSQF(Safe quality food)などのグローバルなGAPの取組みを目指す農業者および同規格に係わる農産物サプライチェーンメンバーを対象に、情報交流の場としての運営を考えています。

GAP導入促進を通じ、品質の良い国産農産物の輸出促進を図ると同時に、GLOBALG.A.P.とのダイレクトなコミニュケーションを通じ、GLOBALG.A.P.に日本国内の実情が反映され調和されるよう活動すると共に、健康で持続的な食生活に貢献していきたいと考えています。 

GAPって何!?

Good Agricultural Practices(GAP)は、農業生産の環境的、経済的及び社会的な持続性に向けた取組みであり、結果として安全で品質の良い食用及び非食用の農産物をもたらすものです。(国連食料農業機関(FAO)より)

 

Good Agricultural Practices are "practices that address environmental ,economic and social sustainnability for on-farm processes, and result in safe and quality food and non-food agricultural products"(FAO COAG 2003 GAP paper)

GAP浸透の背景

ご存知のように多様化・成熟化した現在の消費生活は国産品に加え、外国で生産されている一次産品や、それらを原料とした加工商品などで支えられています。農林水産省が平成15年に実施した食料品消費モニター調査では、農畜産物の生産過程での安全性、輸入農産物・輸入原材料の安全性、製造・加工工程での安全性では、いづれも7割以上の消費者が不安をお持ちである事が伺えるデーターが公開されています。日本国内ではイオンがEUREPGAPなどを参考に2002年に独自の品質管理マネジメントシステムの中にGAPを開発導入しました。一方地方自治体や、その後民間のGAPが多々作られています。また農水省では2010年4月GAPの共通の基盤づくりガイドラインを公表しています。一次産品(農・水・畜産物)のGAPを通じた生産者自らの安全と持続的な生産管理の実践と情報発信は、関心の高い消費者の共感と信頼を得る1つの方法であると同時に、自らの事業の改善に結び付けられる取組みではないでしょうか?

 

 

 

グローバルGAPって?

ドイツのケルンにある民間の非営利組織です。過去にヨーロッパで多発した食品安全危機問題に対し、小売事業者団体が1997年最初の安全な農産物を目指す基準と手続きを定めたプロトコルを作りました。設立当初はユーレップ(EUREP)GAPと呼ばれていましたが、参加会員が世界に広がり、グローバルGAPと改称しました。現在では世界80カ国以上・10万件を超える認証件数となっています。世界の小売事業者会員とサプライヤー会員および賛助会員が参加。2011年に第4版が発行されました。また「個別委員会」とは別に「認証組織委員会」があり、基準と監査・審査の解釈を審議しています。

現在、GFSIとの共同ベンチマークにも合意し、一次産品に於けるグローバルなデファクトスタンダードとして認められるまでになっています。

注:一次生産は地域特性が高く、地域の実態との調和が重要です。グローバルGAPには地域性を反映させる国別技術作業部会(NTWG)の仕組みがあります)

 

 

 

グローバルGAPは何を目指していますか?

グローバルGAPは、全世界農業者の共通のテーマでもある「食の安全リスクの低減」「労働安全」「環境保全」「生態系の維持」の実践を通して「食の安全と持続可能な生産管理」を社会の求めるレベル以上に実現する為の、ハーモナイズ化された共通の規格とツール開発(効率的な適合性確認含む)に取り組んでいます。これらを通じ、健康で持続的な社会実現に貢献する事を目指しています。

認証の種類

オプション1:「グローバルGAP基準」に基き認証を取得した個人農家認証
オプション2:       同       グループ認証
オプション3:ベンチマーク基準に基き「グローバルGAP」の認定した

             「認証機関」により認証を取得した個人農家認証  
オプション4:       同       グループ認証


注:同等性認証にはグローバルGAPが認めた認証スキームを活用する一般規則までベンチマークを受けたフルベンチマークと、管理点と適合基準のみベンチマークをうけたAMCの2種類があります。